金や有給の資産として価値を失わないと考えられているのですが、金買取の価格が下落した時期もあります。金の価値がなくなるのではないかとも言われたことがあって、保有している金を流出することが一つの傾向となったことがあったのです。これはどういったときなのかというと、冷戦が終結したときです。世界大戦が終了したものの、冷戦によって小さい紛争は続いていました。
そのため、大国が経済的に破綻することもまだ想定されていましたし、それによって通貨や証券は紙切れになってしまうことも懸念されました。このような時期には資産として金を保有するメリットは非常に大きいでしょう。しかし、冷戦が終了して平和な時だがやってきたと多くの人が思うようになると、金を保有するメリットは薄れてきます。それだけではなくて、金利を生み出さない金は他の資産に変えた方が良いとまでいわれるようになったのです。
平和が訪れると金買取の価格は下落する傾向があります。このような時期があったのですが、それはつかの間の出来事でした。世界同時多発テロが起こったことによって、世界平和は幻想であったと多くの人が認識するようになり、再び金の需要は高まったと言えるでしょう。金買取の価格はその後に上昇を続けていますが、今後、紛争が落ち着くと金買取の価格も落ち着きを見せると考えるの妥当です。
金で利益を得るのも良いですが、できれば金買取の価格が下落するような世界になって欲しいものです。
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